JR四国「バースデイきっぷ」で四国周遊したら9万円もお得でした!

2017年12月30日

JR四国、バースデイきっぷでグリーン車&観光列車乗り倒し旅

冬休みを利用して、友達と四国へ鉄道を利用した旅行に行ってきました。

そこで使用したのが「バースデイきっぷ」というJR四国の超お得フリーきっぷです。それは誕生月しか使えないという制限はありますが、たった13,000円で3日間JR四国の全ての列車の全ての座席(グリーン車や観光列車も含めて)乗り放題です。またJR四国だけで無く、阿佐海岸鉄道や土佐くろしお鉄道、JR四国の路線バスにも乗車可能です!

グリーン車も乗り放題な神切符「バースデイきっぷ」
グリーン車も乗り放題な神切符「バースデイきっぷ」
バースデイきっぷには、グリーン車の使えない普通車用もあり、それは9500円です。
その他バースデイきっぷの詳細や購入方法などは、JR四国ツアーのホームページをご覧下さい!
ここでは、主にグリーン車も使えるバースデイきっぷの方を紹介しています

実際にバースデイきっぷで四国を旅してみた結果、正規運賃と比べて約9万円お得に列車に乗ることができました!そこで、ここでは「バースデイきっぷ」を使ったJR四国乗車ルートや、利用した感想などを紹介します。

また、実際に旅行した様子はPVとして、簡単に動画にまとめたので是非ご覧ください!

バースデイきっぷでJR四国完乗したルート

観光列車&JR四国完乗を目標に

JR四国には、数多くの観光列車が走っています。私はそれらにはとても興味があったので、冬休みに運行している以下の観光列車に乗ることを軸として、計画を立てました。

  • 伊予灘ものがたり
  • 四国まんなか千年ものがたり
  • ゆうゆうアンパンマンカー
  • 鉄道ホビートレイン
  • ラ・マル ことひら
大歩危駅での四国まんなか千年ものがたり
四国まんなか千年ものがたり
2017年デビューの観光列車

また、フリーきっぷを使うからには、できるだけ多くの路線に乗ろうと思い、JR四国全線走破(完乗)することにもしました。

JR四国路線図
JR四国路線図
画像引用:四国の駅情報 | JR四国より

その他には、せっかくグリーン車に乗れる機会なんだから、できるだけグリーン車のある列車を使うなどなど、いろいろなことを考えました。

これらの希望を全て叶えようとした結果、観光時間とホテル滞在時間が最低限になってしまいましたが、なんとか希望に沿った予定をたてることができました。

道後温泉本館
観光時間は最小限となり、道後温泉も足湯だけになってしまいました

バースデイきっぷ乗車ルート&正規運賃

実際に乗車したルートと、それらの正規運賃を表にまとめてみました。
分かりやすいようにグリーン車は緑色、指定席は青色になっています。

出発駅 到着駅 列車 料金
児島 坂出 マリンライナー17号 グリーン席 1290
坂出 児島 マリンライナー22号 グリーン席 1290
児島 多度津 ラ・マル ことひら 1290
多度津 伊予西条 特急しおかぜ9号 グリーン席 4100
伊予西条 松山 特急しおかぜ11号 グリーン席 4070
松山 伊予大洲 特急宇和海19号 指定席 2220
伊予大洲 松山 伊予灘物語 1930
松山 伊予北条 特急しおかぜ30号 グリーン席 2170
伊予北条 松山 特急しおかぜ19号 グリーン席 2170
松山 伊予市 普通 260
伊予市 宇和島 特急宇和海31号 指定席 3340
宇和島 窪川 普通鉄道ホビートレイン 1850
窪川 土佐入野 土佐くろしお鉄道 普通 870
土佐入野 高知 特急南風12号 グリーン席 6020
高知 普通 210
高知 特急あしずり4号 グリーン席 2020
高知 大歩危 特急南風16号 グリーン席 3740
大歩危 琴平 四国まんなか千年ものがたり 3550
琴平 丸亀 特急南風22号 グリーン席 2170
丸亀 多度津 特急しおかぜ21号 グリーン席 2020
多度津 宇多津 特急しおかぜ26号 グリーン席 2030
宇多津 高松 特急いしづち26号 指定席 1820
高松 栗林 特急うずしお25号指定席 1260
栗林 高松 特急うずしお26号 指定席 1260
高松 坂出 マリンライナー62号 グリーン席 1220
坂出 多度津 特急しまんと9号 指定席 1310
多度津 高知 特急南風25号 グリーン席 7010
高知 高松 特急しまんと2号 指定席 5630
高松 徳島 特急うずしお1号 指定席 3360
徳島 池谷 特急うずしお6号 指定席 1510
池谷 鳴門 普通 220
鳴門 徳島 普通 360
徳島 牟岐 特急むろと1号 指定席 3360
牟岐 海部 普通 260
海部 甲浦 阿佐海岸鉄道 普通 270
甲浦 海部 阿佐海岸鉄道 普通 270
海部 牟岐 普通 260
牟岐 徳島 特急むろと4号 指定席 3360
佐古 徳島 普通 160
徳島 阿波池田 特急剣山7号 指定席 3360
阿波池田 琴平 特急南風20号 グリーン席 2690
琴平 多度津 特急南風26号 グリーン席 2070
多度津 詫間 特急しおかぜ25号 グリーン席 2030
詫間 宇多津 特急しおかぜ30号 グリーン席 2030
宇多津 高松 特急いしづち30号 指定席 1820
高松 児島 マリンライナー68号 グリーン席 1720
児島 多度津 特急しおかぜ29号 グリーン席 2330
多度津 高松 特急しまんと10号 グリーン席 2690

結果として全48列車に乗車し、その内グリーン車が24回、特急が30回でした。距離としては1700km強ぐらいのはずです。

そして、正規運賃の合計は102550円!バースデイきっぷが13000円ですから、約9万円得したことになります。
もっとも、フリーきっぷでなければ、1駅4分間だけのグリーン車乗車などのバカなことはしなかったですし、こんな無駄ばかりのルートではなかったでしょう。それでも、3日間思う存分観光列車やグリーン車に乗れて13000円というのは破格の値段であることは確実です。

グリーン券や指定席券
みどりの窓口では、たくさんのグリーン券や指定席券を無料で発券してもらいました

グリーン券や指定席券は乗車前に、四国島内のみどりの窓口で発券してもらうことになります。私たちの場合、何十枚ものグリーン券を一度に発券してもらうのも申し訳ないので、何度もみどりの窓口に行くことになり、大変でした。
ちなみに、自由席で構わないなら、みどりの窓口での発券無しで特急に乗れます。

バースデイきっぷを利用した感想

グリーン車が飽きるほど乗れる!

普段はなかなか乗れないグリーン車も、バースデイきっぷでは乗り放題なので、私達はとにかく乗りまくりました。1駅4分という超短区間でさえも、グリーン車に乗った結果、全部で24回グリーン車に乗ることになり、最終日にはグリーン車に飽きるという怪現象が発生してしまいました。(一緒に居た友達は、逆に普通車に乗りたいと言っていました。)

8600系のグリーン車
8600系のグリーン車は、東北新幹線の改良版ということでかなり快適です

ともかく、グリーン車利用のお陰で、ハードスケジュールの中でも十分な休息を取ることができ、とても快適な移動ができたのは大きかったです。(熟睡しすぎて、車庫に連れて行かれそうな時もありました。)

乗って楽しい観光列車

先程書いたように、観光列車を乗ることをベースに予定を立てたおかげで、たくさんの観光列車に乗ることができました。

ラ・マル ことひら
運行わずかのレア観光列車「ラ・マル ことひら」

特に、伊予灘ものがたりと四国まんなか千年ものがたりは最高でした。

車内は動くカフェと言った感じで、列車の中とは思えないほど落ち着きがあり、実際にカフェのようにドリンクや軽食を注文することもできます。また、事前に予約購入しておくと豪華な食事が提供されます。(但し、その料金はバースデイきっぷに含まれていません)

伊予灘ものがたりと四国まんなか千年ものがたりについての詳しくは、以下のページで詳しく紹介してるので是非ご覧ください。

四国まんなか千年ものがたりの車内
四国まんなか千年ものがたりの車内
列車内であるかを忘れてしまうような雰囲気です

また、それらの列車では車窓の観光案内はもちろん、秘境駅に途中下車しての観光などもあり、長時間の乗車でしたが全く飽きませんでした。
さらには、無料でちょっとしたお土産も貰え、本当にバースデイきっぷで乗車していいのか不安になるほど、大変素晴らしい列車でした。

下灘駅に停車中の伊予灘ものがたり
伊予灘ものがたりでは、全国的にも有名な絶景駅「下灘駅」で途中下車して観光ができます

他にも、四国島内を多数走るアンパンマン列車にも乗りました。私たち高校生にとっては、乗っていて恥ずかしかったのですが、子供なら喜ぶに違いありません。(特にゆうゆううアンパンマンカーは、乗るのに相当な「愛と勇気」?が必要)

ゆうゆうアンパンマンカー
ゆうゆうアンパンマンカーには、子供のための遊び場があります!

四国周遊で各地を存分に観光

バースデイきっぷは、特急乗り放題で有効期限が3日間あるので、四国4県を存分に観光することも可能です。

私たちの場合、目的の列車に乗ることに力を入れすぎて、高松や松山、高知といった主要都市での観光時間は最小限になってしまいました。しかし、乗り換え時間などを利用して、あまり知られていない場所にも訪れたのは、それはそれで楽しかったです。

白浜海水浴場
高知県最東端の駅「甲浦駅」は、超のどかでした

また、先程書いた観光列車は、移動しながら観光できて一石二鳥なので、バースデイきっぷ利用時には必ず乗るべきです。

大歩危、小歩危峡
四国まんなか千年ものがたりから見る大歩危・小歩危峡
観光列車は非常にゆっくりと走るため、このように写真に収めるのも容易です

グリーン車のある車両は限られている

これは少し残念な点ですが、JR四国ではグリーン車の走っている区間が限られています。
特急に限って言えば、基本的に特急しおかぜ(岡山・松山)と特急南風(岡山・高知・宿毛)にしかグリーン車は付いていません。それ以外の区間では、特急であっても、指定席もしくは自由席の利用になってしまいます。

8600系指定席
指定席でも快適ですが、グリーン車と比べると、やはり劣ります

そもそも、特急が走っていない区間もあります。その場合は普通列車を利用することになります。
しかし、そんな区間でも、予土線のホビートレインやしまんトロッコ、阿佐海岸鉄道のイルミネーション列車のように面白い列車が走っていることが多いです。

ホビートレイン
四国を走る唯一の新幹線?
四万十川沿いをゆっくり走行します
阿佐海岸鉄道の列車内のイルミネーションはかなりキレイ!

このようなお得な切符が他にないのが残念

バースデイきっぷのような、破格でグリーン車乗り放題と言う切符は、現在のところJR四国以外にありません
それどころか、特急乗り放題という切符でさえ、かなり少ないのが現状です。

使えるお金に限りの有る私たち高校生にとって、バースデイきっぷのような乗り放題切符は、交通費を考えずに快適な旅ができるようになるので、大いに助かります。利益のことを考えると難しいのかもしれませんが、是非JR四国以外の会社にも、このような切符を充実させてほしいものです。

ポクくんのまとめの一言

バースデイきっぷを使った四国鉄道旅行は、初めての四国を満喫するだけでなく、鉄道の素晴らしさや可能性を改めて感じさせられる旅となりました。
皆さんも是非誕生月には、バースデイきっぷを使って四国を旅行してみてください!