DelkinのCFexpressカードリーダーがデザイン・コスパともに最高!!

こんにちは、ポクくん(@poku_kun)です。
日本で買えるCFexpressカードと対応機種まとめという記事でCFexpressカードについて詳しく紹介しましたが、CFexpressのデータをPC上に転送するには専用のカードリーダーが必要になります。僕も実際にCFexpressカードを使っているので、カードリーダーも買わなきゃと思いつつ、なかなかこれだ!って思える製品が無く、購入できていませんでした(画像はカメラのUSBから転送してた)。
そんな中で見つけたのが、Delkin USB 3.2 Gen 2 CFexpressメモリカードリーダーです。デザインや機能性も高そうで、価格も比較的安いということで、思わずAmazonで購入してしまいました。
実際に使ってみて、欠点も多少ありますが、おすすめできる現状では最高のCFexpressカードリーダーだと感じました。この記事では、そのDelkinのCFexpressカードリーダーの良い点・悪い点を詳しく紹介していきます。
DelkinのCFexpressカードリーダーは最高
DelkinのCFexpressカードリーダーのかっこいい見た目、スペックや機能性などについて詳しく紹介・レビューしていきます。
ちなみに「Delkinって何?」という人が多いかもしれませんが、アメリカのメモリーカードメーカーの名前です。日本ではほぼ無名ですが、アメリカではそこそこ知られたメーカーのようです。カードリーダーだけでなくて、CFexpressカードの方も発売しています。
Delkinのカードリーダーはかっこいい!
他のCFexpressカードリーダーと比べたときのDelkinの良さはデザインです。メモリーカードリーダーといえば、プラスチック製で少し安っぽそうな見た目をしているものが多いのですが、Delkinのカードリーダーには重厚感を感じました。購入の一番の決め手です。
実際に届いてから見たり、触ったりしましたが、商品画像通りの質感の高さでした。
よくあるプラスチック製ではなく、アルマイト処理されたアルミニウム製というのが素晴らしいです。落としたり、踏んでしまったぐらいでは絶対に壊れそうにありません。また、金属ならではの程よい重量感がさらなる重厚感を高めてくれているように感じます。
頑丈なので旅行などで外に持ち出すときも安心!
欠点は、端の部分はゴムやプラスチック製なので、ここも金属製ならさらに良かったです。また、グリーンという色使いは好みが分かれるかもしれません(グリーン一色しかラインナップされていません)。


CFexpressカードを完全に収納できる!
Delkin CFexpressメモリカードリーダーのすごいのは、挿入時でもカードを完全に収納できて(蓋も閉じられる)、カードが完全に外部から保護されるところです。こんな構造は、他のカードリーダーにはなかなか見られません。
完全収納の優れているのは、誤ってデータの転送途中に抜き差ししてしまって、最悪データが消失という事故を防げます。そしてなにより、CFexpressカードが守られているという安心感が大きいです。
そして、CFexpressカードを完全に収納できる割には、サイズも頑張っている方かなと思います。おおよそICカードや名刺と同じぐらいのサイズで厚さは1.3cmぐらいです。ケーブルがなければ、十分にポケットにも入ります。


完全収納状態だと気になるのが発熱ですが、Delkin CFexpressカードリーダーはヒートシンクのような構造とアルミニウム製というのが相まって、非常に効率よく熱を逃がせるようになっています。実際、CFexpressカードの読み書き中にカードリーダーに触ってみるとじんわりと熱くなっています。うまく熱を放出できている証拠です。
USB TypeAにもTypeCにも対応
CFexpressカードリーダーを選ぶときの難しいポイントとして、対応しているUSBの形状、そして規格が製品によってバラバラです。カードリーダーの中では、一部の最新PCでしか使えないような規格を採用しているものもあります。
その中でも、Delkin CFexpressカードリーダーはUSB TypeAとTypeC端子の両方に対応した、最も汎用性・互換性の高いCFexpressカードリーダーです。ドライバも不要でほぼ全てののPCで使えます。家中のどのパソコンでも使えますし、外に持ち出して他のPCで使うときにも、接続できないということが無いのが素晴らしいです。


USBの規格としては、USB 3.1(USB 3.2 Gen2)を採用。理論的な最大転送速度は1250MB/sとなるので、最大転送速度1500MB/s程度のCFexpressよりも少し遅くなりますが、必要十分な性能です。というのも、よっぽどハイスペックで最新なPCでもない限り、PC側のUSB端子規格や内蔵ディスクがボトルネックとなって、転送速度が1000MB/sを超えることはまずありません。
僕のPCの場合でも、USBの規格がUSB 3.0(USB 3.2 Gen1)までしか対応していないので、転送速度は500MB/s程度で頭打ちになっています。ただそれでも、一般的なSDカードに比べると超爆速なのには変わりありません。前のカメラのSDカードでは30分かかっていたような画像転送が、3分で終わるようになりました! カードリーダーを買う前はカメラから直接画像転送してましたが、それよりもかなり速いです。


CFexpressの速さに僕のPCの性能が追いついていない
PCにThunderbolt3端子があって、CFexpressの性能を最大限活かしたいよっていう人は、現状ProGradeのThunderbolt3専用カードリーダー一択です。ただ、値段も高いですし、サイズもかなり大きいので注意です。
XQDカードには非対応
CFexpressカードリーダーの中には、CFexpressカード以外(XQDカードなど)に対応したものもありますが、DelkinのものはCFexpress2.0 TypeB にのみ対応です。XQDカードとCFexpressカードはサイズが同じで間違えやすいので注意しましょう。
値段も比較的安い
最新規格を採用しているだけあって、一般的なSDカードに比べるとCFexpressカード本体もそうですし、そのカードリーダーの値段もかなり高いです。特に大手メーカーのものは1万円を切れば安い方です。
ソニーSONY CFexpress Type Bメモリーカード/XQD メモリーカードリーダーライター MRW-G1/T1
DelkinのCFexpressカードリーダーはというと、僕がアマゾン購入したときで6160円でした(最新価格は以下のリンクをチェック)。CFexpressカードリーダーの中では比較的安いほうです。それにも関わらず、他社より質感とか機能性が優れていることを考えれば、かなりコストパフォーマンスは高いです。
ポクくんのまとめの一言
優れたデザインや機能性、そして値段や互換性の高さを考えるとDelkinのCFexpressカードリーダーは現状ではベストだと思いました。CFexpressカードリーダーを探してるよって方には是非おすすめしたいです。
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