【フェリーも半額】GoToトラベルの利用できるフェリーまとめ

こんにちは、ポクくん(@poku_kun)です。
宿泊やツアーが最大50%OFFとなるGo To トラベルキャンペーンですが、実はフェリーで利用することもできます。僕も実際に阪九フェリーや名門大洋フェリーで利用させてもらったのですが、移動しながら宿泊もできるというフェリーをいつもよりもさらに安く利用できて最高でした!
ただし、フェリーでGo To トラベルキャンペーンを使うためには一定の条件があります。ということで、今回はGo To トラベルの利用できるフェリーの一覧とGo To トラベルで実際に割引を受ける方法などについて現時点で分かっている範囲でまとめていこうと思います。
【追記・重要】緊急事態宣言の再発出により、GoToトラベルキャンペーンの利用は全国で一斉に停止されています。再開は今のところ、未定です。
GoToトラベルをフェリーで使うために
はじめに、どのようなフェリーがGo To トラベルを利用できて、どれくらい割引が受けられるかなど、必ず知っておきたいことについて簡単に説明したいと思います。
基本的に夜行フェリーのみ対象
Go To トラベルの対象となるのは客室が宿泊施設と扱われるような夜行フェリーです。具体的には、枕や毛布が準備されていてフルフラットに寝られるフェリーであれば、Go To トラベルの対象となります。
個室はもちろん、枕や毛布が準備されていれば、雑魚寝となる相部屋でもOK
Q71 夜行フェリーは、旅行・宿泊代金の割引支援の対象となるのでしょうか。
A ベッドと同視できるフルフラットの睡眠スペースが提供されるとともに、枕、毛布その他の寝具が提供されているものについては、宿泊施設に準ずるものとして、支援対象となります。Go To トラベル事業 Q&A 集(8月31日時点)より
昼間のフェリーやフルフラットに寝られても枕や毛布がない客室はGo To トラベルの対象とはなりません。
後で詳しく書きますが、ジャンボフェリーなどは同じフェリーでも、その客室や便によって、割引が受けられたり受けられなかったりするので注意が必要です。
旅客だけじゃなくて乗用車も対象です!
Go Toトラベルによる割引はなんと旅客運賃のみではなく、乗用車航送運賃、それからバイクや自転車の運賃に対しても有効です。特に乗用車の運賃は旅客運賃と比べると高いので、これはかなり助かりますね!
Q73 夜行フェリーについて、自動車航走運賃に運転者1名分のシングル個室利用料金が含まれていますが、この自動車航走運賃が旅行・宿泊代金の割引支援の対象となるのでしょうか。
A 地域経済に好循環を創出するという本事業の制度趣旨に照らし、乗用車については対象とします(事業用トラックは対象外)。Q74 夜行フェリーにバイクや自転車で乗船する場合、旅客運賃+特殊荷物(二輪車)料金を支払うこととなりますが、この場合の特殊荷物(二輪車)料金は、旅行・宿泊代金の割引支援の対象となるのでしょうか。
A 旅客運賃と特殊荷物(二輪車)料金がセットで発券されている場合には、特殊荷物(二輪車)料金を含めて支援の対象となります。Go To トラベル事業 Q&A 集(8月31日時点)より
10月以降は50%還元‼
Go Toトラベルキャンペーンでは、旅行代金の35%を割引して、15%分を地域共通クーポンとして付与するという仕組みになっています。


ただ、現状では15%分の地域共通クーポンの付与はまだ始まっていません。10月1日より地域共通クーポンの配布も開始されました! 地域共通クーポンはフェリーの代金の15%分を四捨五入することにより1000円単位での配布です。地域共通クーポンはコンビニなど幅広い店舗で使える他、フェリー会社によっては船内の売店やレストランでも使えるので、かなり重宝しそうです。
ただし、注意として地域共通クーポンは使える地域が限られています。基本的には、到着港のある都道府県とそこに隣接する都道府県です。また、利用できる日も基本的には乗船日とその翌日のみです。使い損ねた!ということがないように、予め使う場所などを決めておくと良いと思います。
フェリーの運賃などは35%割引の状態で記載しています。10月以降は加えて15%分のクーポンが付与されると考えてください。
割引の併用も可能です!
Go Toトラベルによる割引とフェリー会社独自の割引(往復割・学割・インターネット割引など)は併用して使うことができます!(例外もあり) 割引を併用することで今までは考えられなかったような破格の値段でフェリーを利用できるので、フェリーに乗るなら今しかないです。
フェリーに乗るなら今がチャンス!
割引を受けるには事前に手続きが必要
これから、Go Toトラベルで割引の受けられるフェリー会社を紹介していこうと思いますが、割引を受けるには事前の手続きが必要です。予約やクーポンの発行が必要であったり、発券場所が限られているなど、通常とは異なる手続きをしなければなりません。また、乗船当日に免許証などの身分証明書の提示も必要となります。
このページでも簡単に手続きの内容については触れますが、それぞれのフェリー会社のホームページをよく見て、最新の情報を確認してください。
ツアーも対象
フェリーへの乗船が含まれたツアーでもGo Toトラベルによる割引が受けられます。それぞれのフェリー会社が独自にツアーを企画していますし、阪急交通社などの旅行会社も発売しています。ツアーだとフェリー代だけでなく、ホテルや食事代まで含めて35%OFFとなるので良い企画があればお得です。
【追記・重要】Go To トラベルの一時停止について
緊急事態宣言の再発出により、GoToトラベルキャンペーンの利用は全国で一斉に停止されています。再開は今のところ、未定とされています。少なくとも緊急事態宣言が解除されるまでは、再開されないでしょうし、再開後も地域限定などとなれば、フェリーでのGoTo利用は難しくなるかもしれません。
GoToトラベルの利用できるフェリー
執筆時点でGoToトラベルの利用できることが発表されているフェリーを北から順に紹介していこうと思います。それぞれの港の位置などについては日本長距離フェリー協会が参考になると思います(掲載されていない航路もあります)。
大きく分けてSTAYNAVIでのクーポン発券が必要なパターンと直接予約でのGoToトラベル利用は不可で、旅行代理店での申し込みが必要なパターンがあります。詳しい内容等は変化する可能性もあるので、各フェリー会社のホームページをご覧ください。
新日本海フェリー
北海道の小樽・苫小牧東から本州の秋田・新潟・敦賀・舞鶴を結ぶ新日本海フェリー。関西から安く北海道や東北に向かいたいならおすすめのフェリー(ただ、旅客だけならLCCのほうが安いこともある)。Go To トラベル利用で北海道・関西間が6955円~で利用可能(35%OFFの価格)。
Go To トラベル利用には予約後にSTAYNAVIの登録・クーポンの発券が必要です。
割引対象のツアーもヴィーナストラベルより販売されています。
シルバーフェリー
北海道の苫小牧と室蘭から青森県八戸までを結ぶシルバーフェリー。
現時点ではJTBなどの旅行代理店経由での申し込みのみGo To トラベルキャンペーンの対象です。直接予約では割引を受けられません。
旅行会社での申し込みには、追加で取扱手数料がかかる上に、インターネット割引との併用もできません(往復割引などは可能な模様)。そのため、Go To トラベルは使いにくいし、使ったとしてもあまり割引にはならなさそうです。
太平洋フェリー
北海道の苫小牧から仙台・名古屋を2日かけて結ぶ太平洋フェリー。
こちらも、現時点ではJTBなどの旅行代理店経由での申し込みのみGo To トラベルキャンペーンの対象です。旅行会社での申し込みは取扱手数料がかかる上に、インターネット割引などフェリー会社独自のWEB割引との併用もできません(往復・学生割引などは可能な模様)。
(記事更新) ホームページや電話での予約にも対応しました! ただし、早割や往復割引は対象外となります。Go To トラベル利用には予約後にSTAYNAVIの登録・クーポンの発券が必要です。

Go To トラベルキャンペーンについて
太平洋フェリー、ニュース&トピックスをご案内しています。
https://www.taiheiyo-ferry.co.jp/news/20200804.html
商船三井フェリー
北海道の苫小牧から茨城県大洗を結ぶ商船三井フェリー。
こちらも、現時点ではJTBなどの旅行代理店経由での申し込みのみGo To トラベルキャンペーンの対象です。旅行会社での申し込みは取扱手数料がかかります。
さんふらわトラベルからは商船三井フェリーを利用したツアーが販売されています。こちらならば割引対象。例えば、往復フェリーと北海道でのホテル一泊を含んだツアーが一人9685円~(35%OFF)です。首都圏から安く北海道に行きたいならおすすめ。
津軽海峡フェリー・青函フェリー
北海道函館と青森を結ぶ津軽海峡フェリーと青函フェリー。フェリー単体ではGo To トラベルの対象ではありませんが、フェリーを利用した割引対象の旅行商品が販売されています。
【10月追加】東海汽船
東京や横浜などから大島・八丈島などの伊豆諸島を結ぶフェリーを運行する東海汽船。
東京発着の旅行もGoToトラベル対象となったことから、10月1日より東海汽船もGoToトラベルの対象となりました! ただし注意点は多く、東京・横浜発の夜行客船で2等椅子席以外が割引対象です。昼間のジェット船や各島発便は割引の対象となりません。
現時点では、電話予約とJTBなどの旅行代理店経由での申し込みに対応しています。インターネット予約には対応していないので注意が必要です。
また、伊豆諸島での宿泊も含んだ旅行商品も販売されています。
【10月追加】小笠原海運
東京から小笠原諸島父島を結ぶおがさわら丸を運行する小笠原海運。
こちらも東京発着の旅行もGoToトラベル対象となったことから、割引対象となりました! 現時点では、電話予約のみ対応しています。
オーシャン東九フェリー
東京から徳島、北九州の新門司を結ぶフェリー。
現時点では東京発着の旅行は対象とならないため、徳島・新門司間のみGo Toトラベルの対象です。そしてこちらも、JTBなどの旅行代理店経由での申し込みのみGo To トラベルキャンペーンの対象。
【内容更新】10月1日より東京発着の旅行もGoToトラベルの対象となるため、すべての区間で割引が受けられます。また、旅行代理店経由での申込みの他にWEBでの直接予約でも割引対象となりました。予約後にSTAYNAVIの登録・クーポンの発券が必要です。

東京、徳島、九州を結ぶフェリーならオーシャン東九フェリー
オーシャン東九フェリーは東京、徳島、九州間を4隻のフェリーで結びます。快適な船の旅をみなさまへお ...
https://www.otf.jp/
ジャンボフェリー
神戸から小豆島、高松結ぶジャンボフェリー。
椅子席とカーペット席が中心のフェリーですが、深夜便(下り1便・4便、上り1便・4便)のみ利用可能な個室のみGo Toトラベルの対象となります。片道運賃は1990円、個室料金は2000円なので、旅客のみであれば個室は利用しないほうがお得ですが、快適に仮眠をしたい場合や車も載せるのならばおすすめ。
Go Toトラベルの利用方法は現在検討中ということです。
【内容更新】直接の電話予約と旅行代理店扱いの旅行商品で割引の適用ができるようになりました!
オレンジフェリー
神戸から愛媛県新居浜、大阪南港から愛媛県東予港を結ぶオレンジフェリー。東予港からは今治方面への無料連絡バスや松山への高速バスが出ていて便利。大阪~東予間は僕も実際に乗ったことがありますが、全室個室の新造船でとても快適です。Go To トラベルの利用で大阪~東予間は個室が4290円から利用可能です。
愛媛県に行きたいならばおすすめのフェリー
Go To トラベル利用には予約後にSTAYNAVIの登録・クーポンの発券が必要です。
阪九フェリー
神戸や大阪泉大津から北九州門司を結ぶ阪九フェリー。一部を除けばほとんどが新造船のため、設備がきれいでおすすめ。Go To トラベルの利用とインターネット割引の併用で3266円~で関西・北九州間の移動が可能です。
僕も実際に利用しました
Go To トラベル利用には予約後にSTAYNAVIの登録・クーポンの発券が必要です。
割引対象のツアーもヴィーナストラベルより販売されています。
名門大洋フェリー
大阪南港から北九州門司港を結ぶ名門大洋フェリー。前に紹介した阪九フェリーと競合関係にあります。Go To トラベルの利用とインターネット予約の併用で第一便ならなんと最安2587円で関西・北九州間の移動が可能です。
いくらなんでも安すぎる! 僕も安さに惹かれて実際に利用して、九州に行ってきました。
Go To トラベル利用には予約後にSTAYNAVIの登録・クーポンの発券が必要です。
フェリーさんふらわ
神戸から大分、大阪南港から大分県別府と鹿児島県志布志を結ぶフェリーさんふらわ。Go To トラベルの利用と弾丸フェリープランを組み合わせれば、往復6500円で関西九州間の往復が可能。
これまでもより気軽に九州(関西)に行けるようになる!
Go To トラベル利用には予約後にSTAYNAVIの登録・クーポンの発券が必要です。
割引対象のツアーもさんふらわトラベルで販売されています。
宮崎カーフェリー
神戸から宮崎を結ぶ宮崎カーフェリー。Go To トラベルの利用で片道7150円~で乗船が可能。
こちらはSTAYNAVIのクーポン発行は不要で、直接WEBサイトまたは電話からGo To トラベル対象のプランを選択すればOKです。これは便利。
宮崎でのホテル一泊と往復の乗船券がついて9100円~で利用できるなど、かなりお得なプランも販売されています。
宇和島運輸フェリー
愛媛県八幡浜から大分県別府、臼杵を約3時間弱で結ぶ宇和島運輸フェリー。比較的短距離のフェリーですが、夜間便の1等・特等に限ってGo To トラベル対象です。
現時点では、割引を受けるには旅行代理店経由での申し込みが必要。
マルエーフェリー
鹿児島から奄美群島の島々、沖縄県の那覇などを結ぶマルエーフェリー。昼間のみの乗船となる比較的短距離の区間を除けば、Go To トラベルの対象となります。
現時点では、割引を受けるには旅行代理店経由での申し込みが必要。ツアーは準備中だということです。ツアーも割引対象となりました。
その他のフェリーに関して
冒頭にも書いたように、昼行フェリーや宿泊設備のないフェリーは割引対象外となります。ただ、それを行程に含むツアーや旅行商品ならば、割引対象となる可能性があります。


また、小笠原海運「おがさわら丸」や東海汽船などの東京発着のフェリーは現状では対象外です。しかし、東京の除外が解除されれば、割引対象になるかもしれません。情報の更新があれば、またお伝えしたいと思います。
【追記】10月1日より東京発着の旅行でもGoToトラベル事業の対象となります!
松山・小倉フェリーはGo To トラベル登録のために必要なシステムがないとして、適用対象外でした。
ポクくんのまとめの一言
フェリーが実質最大50%OFFで利用できるということで、フェリーに乗るなら今がチャンスです! ホームページ等をよく読み、事前の手続きと感染対策を忘れずに、利用してみて下さい。
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