【運行初日に乗車】京阪のプレミアムカーに500円の価値はあるのか?

京阪プレミアムカー座席

8月20日から、京阪で運行されるプレミアムカーに運行初日に乗ってきました。
その上で、プレミアムカーには500円の価値があるのか検証していこうと思います。

運行初日にプレミアムカーに乗ってみた

プレミアムカーとは

京阪の特急電車(8000系)の6号車として新しく作られた車両が、プレミアムカーです。これは京阪初の有料座席車両で、乗車のためには乗車券の他にプレミアムカー券(500円または400円)が必要です。

京阪8000系
京阪8000系
エレガント・サルーンとも言われる、高級感のある車両です

京阪特急全てにプレミアムカーが連結されるわけではなく、特急の中でも8000系限定です。8000系特急は日中1時間に4本運行されています。

スマホからかんたん予約

プレミアムカー券の購入はプレミアムカークラブという京阪のサイトから簡単にできます。
私は乗車15分前に空席状況などを確認して、スマホから購入しました。この時、座席指定ができるのが良いポイントだと思います。

京阪プレミアムカー券購入
ネットで購入できるのは便利
購入は乗車3分前まで可能で、駅での購入もできるようです。

淀屋橋から乗車

発車5分前ぐらいに、列車は京阪の始発駅である淀屋橋駅にやってきました。

乗車するのは17:40発特急出町柳行き
プレミアムカー乗車口
プレミアムカーは淀屋橋よりの6号車に位置しています(写真は出町柳駅のもの)

乗客を降ろした後、車内整備があるため、乗車開始は発車1分前ぐらいでした。乗車時に購入したプレミアムカー券の提示を求められることはありませんでした。(この後も、検札はありませんでした。)

プレミアムカー乗車
運行初日のため多くの人が写真を撮っていました

快適な座席

乗ってみて思ったのが、とても座席が広いこと。シートの見た目は新幹線のグリーン車のようです。

京阪プレミアムカー座席
高級感のある大きな座席
京阪プレミアムカー座席
私は一番前の座席を購入しました

シートは固めで横3列の分、横幅にかなりのゆとりがあります。シートピッチも広いので、足を広々と伸ばせました。

京阪プレミアムカー、シートピッチ
足をかなり伸ばして、やっと壁に足がつく感じです

リクライニングはそこそこ倒れるといった感じで、短距離にしては充分だと思います。

残念な点はレッグレスト・フットレストがないこと。これさえあれば、新幹線のグリーン車と同等かそれ以上の座席になっていたと思います。

充実した設備

座席には、大きめのテーブルがついています。但し私の乗った一番前の座席には、小さめのテーブルしかありませんでした。パソコン作業などする場合には、一番前は避けたほうが良さそうです。

京阪プレミアムカー座席・テーブル
テーブルがついているのは便利
京阪プレミアムカーのテーブル、一番前
一番前のテーブルは小さめ

そして、パソコンやスマホを使う人には嬉しいコンセントが1席に1つずつあります。アテンダントさんに頼めばスマホの充電コードを借りることもできます。
さらに、無料WiFiもあるようですが、自分のスマホでは上手く繋げませんでした。

京阪プレミアムカー、車内のフリーWiFi
上手く繋げたら通信速度チェックしようと思ってたのに!残念

スーツケースなどの大きな荷物を置くためのラゲッジスペースがありました。

京阪プレミアムカー、ラゲッジスペース
旅行客には嬉しいラゲッジスペース

あとはアテンダントさんに頼んで、ブランケットを貸してもらうこともできます。私も冷房で少し寒かったので貸してもらいました。

京阪プレミアムカー、貸出ブランケット
上品な赤のブランケット

プレミアムカーには車掌さんとは別に、1人アテンダントさんが乗車していました。運行初日ということでなれない部分があるのか、忙しそうに乗務や接客をしていました。

京阪プレミアムカー、乗務員室
プレミアムカー前方には乗務員室があります

プレミアムカーで残念なのは、トイレがないこと。でも、プレミアムカーは最長でも1時間弱の乗車ですし、そんなに必要性はないかなと思います。

プレミアムカーの通り抜けは一応できるみたいです。

終点出町柳までの時間が短く感じられた

今回は、プレミアムカーを始発の淀屋橋から終点の出町柳まで乗ってみました。
京阪は大阪京都間を並行するJRや阪急と比べると遅いのですが、プレミアムカーの快適さゆえに、1時間弱の乗車が短く感じられました

京橋あたりで列車はほぼ満席となり、枚方・樟葉・四条あたりで少しずつお客さんが降りていく感じでした。私のように終点出町柳まで乗ったのは3割ほどだったと思います。

プレミアムカーに500円の価値はあるのか

乗車券の他に必要なプレミアムカー券は、長距離500円・短距離400円です。

京阪プレミアムカー料金
画像引用:京阪電車 <座席指定>特別車両 PREMIUM CAR|京阪電気鉄道株式会社より

ここでは、京阪のプレミアムカーにそれだけのお金を払う価値があるのか考えていきたいと思います。

時間を有意義に使える

プレミアムカーには、大きいテーブルやコンセント・WiFiがあるので、パソコンを使った作業もできます。さらに大きい座席やリクライニングは仮眠を取るにも最適そうです。

「時は金なり」の精神に従うと、こんな風に時間を有意義に使えるプレミアムカーにはお金を出す価値があるのではないかと思います。

新幹線のグリーン車並みの座席に1時間弱500円で乗れると考えればお得

私の乗った感想では、プレミアムカーの座席は新幹線のグリーン車よりも少し劣るぐらい、設備は同等かそれ以上だと思います。
新幹線のグリーン券は1時間分でも2750円することを考えると、京阪のプレミアムカーはすごくお得で乗る価値があると考えることができます。

ただ、新幹線と京阪では時間が同じでも、走行距離が圧倒的に違うので、単純に比較して良いのかは微妙です。

JR東日本の普通列車グリーン車と比べてもお得

京阪のプレミアムカーに似た車両として、JR東日本の普通列車グリーン車があります。これも、プレミアムカーのように車両の一部分だけにある車で、乗車には乗車券の他にグリーン券が必要です。

このJR東日本の普通列車グリーン車ですが、座席は新幹線の自由席並みで、値段は平日770円~です。プレミアムカーはそれよりも座席が良くて安いので、プレミアムカーはコストパフォマンスに優れていると言えそうです。

JR東日本の普通列車グリーン車ですが、ラッシュ時は空席が無くなるほど、人気なようです

京阪特急の座席はプレミアムカーじゃなくても快適

京阪特急の座席は、追加料金不要の車両でも結構快適です。実は淀屋橋に向かう時は普通車に乗ったのですが、追加料金不要で乗れることには感動しました。

京阪特急座席
リクライニングはしませんが、短時間座るには充分すぎる座席
京阪特急、快適なロングシート
ロングシートでもかなり快適な形状になっています

普通の席でもここまで快適だと、相対的にプレミアムカーの価値も下がってしまいます
さっきのJR東日本の普通列車の場合、普通車の座席が快適じゃないからグリーン車の価値が上がっているという事情があるのですが、京阪では逆のようです。

ポクくんのまとめの一言

大阪京都間の長距離乗車で、普通車が混雑しているのならプレミアムカーの利用価値があると私は思いました。
ただ、価値の有無は主観的なところなので、興味の有る方はとりあえず1回乗ってみることをおすすめします!