ルーズリーフの3年間使い続けてわかったメリットとデメリットを紹介

僕は中学2年生から高校2年生の今に至るまで、ルーズリーフを使い続けています
それまでは普通の大学ノートを使っていたわけですが、3年間以上ルーズリーフを使い続ける中でルーズリーフにはノートと比べて様々なメリットやデメリットがあることが分かりました。
そこで、今回はこれからルーズリーフを使ってみたいという人のためにも、ノートと比べたルーズリーフのメリットとデメリットについて詳しく紹介したいと思います。
3年間使い続けてわかったルーズリーフのメリット
自由に抜いたり挟んだりできる
ノートは不可逆性が高く、後からページの順番を入れ替えたり、ページを追加したりということは難しいです。
一方で、ルーズリーフはページを自由に抜いたり挟んだりできます。なので、ページ順番を変えたりページを後から追加する、不要なページを削除するといったことが可能ででカスタマイズ性が非常に高いです。
また、ルーズリーフはバインダー(ルーズリーフ専用のファイル)から取り出せば、机に直接置いて書けるので、下敷きがなくても書きやすいです。さらに、必要な最低限のページだけ持ち歩いて荷物を減らすということも可能です。
分割されることがない
ノートだと最後まで使い切った場合は2冊目のノートに突入することになります。ノートが複数冊に分かれると、内容が途切れてしまいますし、提出や後で見返すが面倒になってしまいます。


しかしながら、ルーズリーフだと途切れること無く同じバインダーで管理できます。ルーズリーフのバインダーの中でも、収容枚数が100枚~200枚といった大容量タイプを使えば、少なくとも1年分は同じファイルに入れ続けられると思います。
実際、僕の中学の理科では1授業で2ページぐらい使っていたので、クラスメートはノート4冊目に突入して管理が大変そうでしたが、ルーズリーフを使っていた僕は同じバインダーで管理し続けることができて楽でした。
プリントも同時に挟める
授業で使ったプリントをノートに貼ろうと思うと、切ったり折ったりして貼らなければならず、手間がかかり、きれいに貼るのは難しいです。また、プリントを別に用意したファイルに挟むとしても、後から見返した時にプリントとノートのどの部分が対応しているのかが分かりにくいです。
ルーズリーフだとプリントと書いたノートを同じファイルに挟めるのが大きなメリットです。ちなみに、プリントは以下のような特殊なパンチを使うことで26穴・30穴のバインダーノートに挟むことができます。また、クリアポケットを使うという方法もあります。
書いたノートとプリントが同じところに挟まれていると、後から復習する時に、ノートとプリントが対応して見られるので、非常に分かりやすいです。
実際、僕のかつての国語の授業は大量にプリントを使っていたのですが(1授業平均2枚はプリントがありました)、ルーズリーフにしたおかげで復習がはかどりました。
途中でノートの種類を変えられる
ルーズリーフだと書く内容によって遠中でノートの種類を変えることもできます。例えば、A罫やB罫・英習罫・方眼・画用紙・無地など、マニアックなものとしては音楽罫といったルーズリーフもあります。
また、変えられるのは罫線の種類だけではなくて、ルーズリーフのサイズを変えることもできます。以下のように後からちょっと書き足す時に使える「ミニルーズリーフ」なんて商品もあります。
僕の場合だと、ワードで自作した罫線レイアウトをB5用紙に印刷して穴を開け、それをオリジナルルーズリーフにするという使い方もしています。こんな自由度の高さもルーズリーフを使うことの大きな魅力です。
3年間使い続けてわかったルーズリーフのデメリット
バインダーの値段の高さ
ルーズリーフを挟むファイルには「バインダー」と呼ばれる26穴(B5)や30穴(A4)に対応したファイルが必要です。
一般的な2穴のファイルでも綴じれなくはないですが、すぐに用紙の穴が破れてしまうのでオススメできません。
そのバインダーですが、しっかりとしたものを買おうとすると結構高いです。
以下のキャリーオールというバインダーは、丈夫で使いやすく、カラーバリエーションも豊富なので、僕はこれを気に入って毎年買い続けています。
このバインダーは収容枚数が100枚以上のバインダーの中では、安い部類に入るのですが、それでも1つ400円です。5教科分用意するだけでも2000円ですし、ノートが1冊100円以下で買えることを考えても、決して安いとはいえないと思います。
さらに、収容枚数や綴じ具の材質などにこだわれば、もっと高いバインダーが必要になるかもしれません。大量のルーズリーフを挟むために以下の超大容量タイプのバインダーを購入しましたが1つ1000円もしました。
バインダーの値段を安く抑える方法として、僕がやっているのはバインダーファイルを何年も使い続けることです。
使わなくなったルーズリーフ用紙はバインダーの外に取り出して、ペーパーファスナーなどに綴じて保管しておけば、そのバインダーは空となり、また使い続けることができます。このサイクルはバインダーが壊れるまで続けることができるので、最初に丈夫なバインダーを買っておけば、少なくとも3年間は新たにバインダーを買い直す必要はないです。
また、1教科ごとに1つのバインダーを買うのではなく、1つのバインダーで複数教科を管理するという方法もあります。ノートを取る量が少ない教科やノート提出が無い教科ならこの方法はおすすめです。
バインダーを長く使い続けることができれば、ノートを使う場合とルーズリーフを使う場合に必要な費用はあまり変わりません。
厚くてかさばる
特に大容量タイプのバインダーは厚くてかさばります。5つもあればカバンがいっぱいになってしまいます。
これに関しては、必要なルーズリーフの用紙だけを持ち歩いたり、バインダーを上下交互にカバンに入れたりすることで、対処が可能です。薄型タイプのバインダーも発売されています(あまり枚数は入りませんが)。
また、バインダーの表紙は傾いているので、提出などがあると集配の人に迷惑をかけてしまいます(バインダーがあるとノートを重ねにくく、運びにくい)。学校によっては、ルーズリーフでのノートの提出は不可という場合もあるようです。
たどり着いたのは「使い分け」
僕は3年間、ここまでに書いてきたメリットとデメリットを感じながらルーズリーフを使い続けてきたのですが、現在では教科や用途に合わせてルーズリーフとノートを使い分けるという方法に至っています。
具体的には、ノート提出が無くてプリントを多く用いる理科・社会・国語系科目はルーズリーフを使い、ノート提出が多くプリントも使わない数学・英語系科目はノートを使っています。
この使い分けるという方法だと、ルーズリーフとノートのそれぞれの強みを最大限に活かすことができるので、本当におすすめです。
ポクくんのまとめの一言
ノートを使っている人がほとんどだと思いますが、使う教科や方法によってはルーズリーフの方が絶対に便利です。ぜひ1教科だけでも、試しにルーズリーフを使ってみてください!
コメント
コメント一覧
とても役に立ちました!
なるほど!と思いました。
Please enable JavaScript to post your comment.