新幹線の払い戻し手数料を無料まで安くできる裏技【知らなきゃ損!】

2018年2月13日

新幹線の乗車券や特急券は払い戻すことが可能ですが、払い戻し手数料(キャンセル料)が必要となります。

新幹線の払い戻し手数料は、場合によっては数千円となることもあります。しかし、複雑なきっぷの制度を巧みに活用することにより、手数料を最高で0円まで安くできる方法を私はいくつか考えつきました。

そこで今回は、まずは新幹線の払い戻し制度について解説してから、私の思いついた払い戻し手数料を安くする裏技について紹介します。

この記事では新幹線を中心に解説しますが、この記事で紹介した内容はJR在来線でも成り立ちます(新幹線とJR在来線はきっぷのルールが共通)。

新幹線の払い戻し制度について

まず新幹線のきっぷの払いもどし制度について解説します。新幹線にあまり乗らない初心者の方でも分かりやすいように詳しく丁寧に書いているつもりですが、疑問等あれば是非コメントください。

新幹線乗車に必要なきっぷ

新幹線の乗車に必要なきっぷは「乗車券」と「特急券」の2枚です。そして、特急券の中でも自由席に座るための「自由席特急券」と指定席に座るための「指定席特急券」があります。ちなみにグリーン券は「指定席特急券」の方に類します。

新幹線乗車に必要なもの
当たり前ですが乗車券だけでは乗れません

新幹線をキャンセルするということは乗車券と特急券の両方を払い戻すことになります。

払い戻しの方法

きっぷの払いもどしは全国のJRの駅の窓口や旅行会社で取り扱っています(例:みどりの窓口)。きっぷを購入した駅や新幹線の駅である必要は無く、普通のJR在来線の駅でも駅員さんさえいるなら払い戻しは可能です。

駅員は払い戻しには慣れているので、きっぷを払い戻したい旨を伝えれば、スムーズに対応してくれるでしょう。

クレジットカードで購入したきっぷの払い戻し

きっぷの支払い時にクレジットカードを使用した場合は、払い戻し時にはクレジットカードを持参する必要があります。返金方法としては、クレジットカードの口座に返金という形になり、現金で返金されるわけではありません(現金で返金されたらマネーロンダリングになってしまいます)。

それ以外の払い戻し方法や払い戻し手数料に関しては、普通に現金で買ったきっぷと同じです。ただ、クレジットカード非対応の小さな駅などでは、その場で返金ができないこともあります(その場合は、払い戻しの証明を受けて、1年以内に他の駅で払い戻しという形になります)。

払い戻しの一番の注意点

払い戻しをする上での一番の注意として、払い戻しは有効期間内(指定席券は列車発車時間前)までに行わなければなりません。それを過ぎると払い戻しはどうやっても不可となり、きっぷはただの紙くずとなります(私もこれで1500円を無駄にしたことがあります)。

新幹線の払い戻し手数料

JRのきっぷの払い戻し手数料を表に整理しました。新幹線のきっぷにもこの手数料が適用されます。

きっぷの種類 手数料
乗車券 220円
自由席券 220円
指定席券 2日前まで 330円
前日以降 30%
最低330円

乗車券・自由席券は一律220円ですが、指定席券は前日以降になると手数料が高くなるのが特徴です。

列車が運休するなど特殊な場合は、払い戻し手数料は不要です。

実際の払い戻し手数料の例

例えば、東京・新大阪の新幹線(のぞみ)のきっぷを払い戻すとすると、払い戻し手数料は次のようになります。

席の種類 自由席 指定席
2日前まで 前日以降
乗車券 220円
特急券 220円 330円 1710円
合計手数料 440円 550円 1930円

自由席と2日前までの指定席の手数料はまだ良心的ですが、指定席の払い戻し手数料は前日以降になると急に高くなってしまいます。

これらの手数料を安くする裏技はこれから紹介します。

割引きっぷはルールが異なるので注意

ここまで解説してきたのは通常の新幹線きっぷの話であって、ツアーのきっぷや割引きっぷは払い戻しのルールも変わります

例えば、新幹線回数券は払い戻し不可で、不要な場合は金券ショップ等で売るしかありません(座席未指定ならそれなりの価格で売れます)。ツアー等のきっぷも駅での払い戻しは不可で、ツアー会社でツアー自体をキャンセルするということになります(規定のキャンセル手数料が必要)。

逆に、エクスプレス予約などのJRが提供しているネット予約サービスでは払い戻し手数料が安めに設定されていたり、きっぷ受取前なら変更回数も無制限など、払い戻しについては優遇されています。

このように割引きっぷなどでは払い戻しについて差が有るので、購入時には値段だけでなく、払い戻しの可否や手数料などを確認した上で購入するべきです。

これから紹介する払い戻し手数料を安くする裏技も、割引きっぷによっては使えないので注意が必要です。

払い戻し手数料を安くする方法

私の考えた払い戻し手数料(キャンセル料)を安くする方法はいくつかあります。それぞれ、場合に応じて使い分けてください。

使う予定の他のきっぷに変更する

新幹線のきっぷは1回まで手数料無しで変更が可能です。変更と言っても時間や日付だけでなく、列車の種類や乗車区間も変更可能です。新幹線だけでなく全国のJR在来線への変更も可能です。変更する時に必要なのは差額のみです(変更によって安くなった場合、返金されます)。

その制度を使って、払い戻ししたいきっぷを使う予定のきっぷに変更すれば、実質的な払い戻し手数料は0円になります。

例えば、新幹線の東京・新大阪間のきっぷは不要になったけど、これから特急で新宿から甲府まで行く予定があるとします。そんな時は新幹線のきっぷを在来線特急列車のきっぷに変更すれば、無手数料で差額10320円(指定席の場合)が返却されます。つまり、実質の払い戻し手数料は0円になります。

きっぷは変更することで実質手数料0
きっぷは変更することで実質手数料0

また、東京・上野間でJR在来線普通列車を使う予定があるというような場合は、きっぷの乗車券部分だけ変更するということも可能です。特急券(自由席券・特急券)は余ってしまいますが、それは普通に払い戻しするか、これから紹介する方法で安く払い戻しすることができます。

変更先のきっぷの種類は限られているので注意が必要です。
例えば、乗車券は乗車券にしか変更できませんし、指定席券は指定席券にしか変更できません。ただし、自由席特急券を指定席特急券に変更することは可能なようです。

安いきっぷに変更する【乗車券・自由席】

これから新幹線やJR在来線を使う予定がない場合、手数料よりも安いきっぷに変更するという手もあります。もちろん、そのきっぷを使う必要はありません。

例えば、乗車券の払い戻し手数料は220円ですが、最も安い大阪・天満間の乗車券(120円)に変更することで、実質払い戻し手数料は120円となります。

また、自由席特急券の場合払い戻し手数料は220円ですが、最も安い博多・博多南の自由席特急券(100円)に変更することで、払い戻し手数料は実質100円となります。

自由席特急券が最も安い博多・博多南間
私も前にこの裏技を使いました

安いきっぷに変更してから払い戻し【指定席】

指定席特急券は少し厄介です。できれば、2日前までに払い戻ししたいです。

指定席
指定席券の払い戻し手数料を安くする方法は難しめ

2日前まで

2日前までの払い戻し手数料(330円)より安い指定席券は基本的にありません。

快速マリンライナーなどの閑散期の指定席料金は320円という例外はありますが、払い戻し手数料よりもわずか10円安いだけです。2日前までの場合は普通に払い戻すのがベストだと思います。

前日以降

払い戻し手数料が30%となる前日以降の場合、大きく払い戻し手数料を下げられます。

まず、持っている新幹線の指定席券を1100円以下の指定席券(下記に記載)に変更します(ここで差額は返ってきます)。さらに、それを払い戻すと330円の払い戻し手数料を引かれて、残りは返ってきます(1100円以下だと30%が330円以下になるので、最低手数料330円が適用される)。

指定席券を1100円以下で購入できる列車(区間例)
・快速マリンライナー(岡山→高松)
・快速エアポート(札幌→新千歳空港)
・特急ひたち/ときわ(東京→上野)

結果、払った手数料は330円だけで、東京・新大阪間の指定席特急券を払い戻す場合なら1380円得したことになります。

これは2回の手続きが必要で、同じ駅の窓口ではやりにくいのが欠点です。また一時的に使う予定のない指定席を埋めてしまうことになるので、人が少なそうな日付や時間を選んで指定するのがベストです。

かなりの上級者向け裏技

基本的に指定席券を自由席券に変更することはできないのですが、例外的に変更先の列車の指定席が満席の場合に限って、自由席券に変更することができます。

それを利用して、指定席券を自由席券に変更し、変更した自由席券を払い戻すことで、払い戻し手数料を実質220円に抑えることができます。

ただし、「変更先の列車の指定席が満席」という状況は常にあるわけでもなく、探し出すのも難しいので、これはかなりの上級者向けの裏技と言えそうです。

ポクくんのまとめの一言

飛行機や高速バスだとキャンセル料が高く、それを下げることも難しいです。一方で新幹線は変更も容易で裏技でキャンセル料も抑えれれるので、予定が微妙なときでも使いやすいのが魅力ですね。